社長のコラム

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS hokehoke先生にお会いしてまいりました

<<   作成日時 : 2008/07/12 14:39   >>

トラックバック 0 / コメント 0

認知症ねっとhttp://www.chihou.net/の掲示板で認知症患者を抱える家族からの質問に懇切丁寧にお答えしているhokehoke先生にお会いしてまいりました。hokehoke先生は、とても人あたりの良い温かい雰囲気の先生で、往診をメインにされておられるようですが、この先生に診てもらえたら患者も安心するだろうな、と思える先生でした。

hokehoke先生からは現場ならではのお話をたくさんお聞きでき大変参考になりました。患者一人一人を細かく経時変化で見ていかないと患者の本当の状態がよくわからないそうです。例えば、アルツハイマー患者の初期は、不安を抱えているためあいまいな表現が多いそうなのですが、その状態が進行すると逆に断定的になるそうです。一見はっきりした口調になるので改善したように見えるそうですが、内容をよく吟味してみるとでたらめで病状は進んでいることがあるそうです。また、クリニックで最初に患者がおかしいとわかるのは受付の方だそうです。医者の質問というのは定型的なものが多いので条件反射的に答えられたりするものの、いざお金を払おうとする時に、小銭で払っていたのにお札ばかりになるとか、処方箋をもらってもそれをどうしたらよいのかわからくなったりして受付の人が変だとわかるそうなのです。

条件反射と言えば、hokehoke先生は面白いことをおっしゃっておられました。習慣として慣れ親しんで体が覚えている記憶、主婦の方で言えば食器を洗ったりとか洗濯したりとかでしょうか、これは、手続き記憶と言ったりしますが昔であれば手続き記憶さえ残っていればある程度日常生活をこなせたものを、今の時代は変化が早すぎるので適応できなくなる方が増え認知症と言われてしまっている方が多くなっているのではないか、というものです。確かに人の記憶は、自分の思い出であるエピソード記憶(特に短期)から失われ、言葉の意味とかの意味記憶が失われ、体で覚えた記憶である手続き記憶は最も失われにくいと言われています。昔は手続き記憶さえ残っていれば、おかしい部分はあったとしてもそれなりに日常生活ぐらいならこなせたのかもしれません。さらに、昔は大家族が普通でしたから家族の援助もあったでしょうし。私も大いに納得してしまいました。私は、認知症という病気は現代という時代にいろいろ大きな疑問を投げかけているように感じておりますが、今回のお話もその一つだと思います。

設定テーマ

注目テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文